30代、IT業界「転職活動・エージェントとの面談、相談」どうすればいいの?

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30代、エージェントとの面談、どうすればいい?

いざ転職活動を始めようと転職サイトに登録したら転職エージェントから「一度お話しませんか?」の面談(面接)のメールをよくもらいます。転職エージェントは転職活動をするうえでの相談役としてとても有用です。

転職面接ではないので堅苦しくする必要もなし、気軽な気持ちで面談してみましょう。

ポイント

本記事では、

転職エージェントとの初めての面談あれこれを解説します。

どんどん話をしてみましょう!慣れることも大事です。

目次
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転職エージェントとの面談の目的

転職活動をするにあたり、転職エージェントはあなたにとって強い味方です。

  • 希望にあう企業を見つけ紹介してくれる
  • キャリアアップの相談ができる
  • 転職活動のアドバイスをもらえる
  • 応募~面接日程等の相談をしてくれる
  • 履歴書、職務経歴書のアドバイスをもらえる
  • 面接のノウハウを教えてくれる
  • 採用内定後の条件交渉をしてくれる

転職エージェントも良い人材を企業に紹介することで「紹介料」を頂けるので精一杯対応します。お互いに真剣になるからこそ、応募者(あなた)と転職エージェントのフィーリングが合う・合わないはとても大切です。

面談では、転職エージェントは「あなたという人物を知ることが目的」です。一方あなたは、この転職エージェントと「今後も相談していけるかどうか」を見定めるよい機会です。ぜひ活用しましょう。

何といっても応募者側にお金の支払いは発生しませんから。

(一部の転職エージェントを除く)

転職エージェントは複数登録してよい

複数登録

転職エージェントと自分との相性(フィーリング)がいつも合うとは限りません。途中で「やっぱり合わないな」と思うこともあるでしょう。ダメかも!と思ってから、また1から転職エージェントを探し出しては、ふりだしに戻ってしまいます。

転職エージェントは紹介する企業とコネクションを持っていますが、その企業には偏りがあったり、〇〇系は強いけど〇〇系は紹介案件が少ないなど特徴があります。自分の希望に沿う企業を見つけるために複数社(2~3社)の転職エージェントとお話しし、並行して紹介を受けることで応募先企業が偏らないようにすることが大切です。

転職エージェントを1社のみで進めた場合と複数登録して進めた場合の違い

複数登録したほうが良い転職ができる可能性も高くなりチャンスも増えます。転職エージェント側も応募者が複数登録して並行応募することはわかっていますので対応としても問題ありません。

転職エージェントの見極め方

複数社の転職エージェントと面談をしたとして、このエージェントとは話を進めたい、このエージェントはやめておこう、などが出てきます。しかし30代の初めての転職ではなかなか見極めも難しいのも事実です。

自分に合う転職エージェントを見き分けるポイントを解説します。

フィーリングのあう転職エージェントを利用する

フィーリング

もっとも大切なことはフィーリングです。直観や感覚と言い換えても良いかもしれません。決まった指標ではなく、「自分にとって合いそうだな、進めやすそうだな」と思える人と進めていくことが一番です。

たとえ転職エージェントがスキルが高く、やり手に見えても、「いつも高飛車で説教口調でいろいろ言われるのでやり取りがつらい」などであったら良い転職はできません。多少、手持ちの企業に差があっても「自分のことを理解してくれて合う企業を丁寧に紹介してくれる話しをしやすいエージェント」のほうが圧倒的に良い転職に結び付きます。

相性を見極めるのは感覚(フィーリング)です。

そのためには、エージェントとの面談で、わからないことや不安なことを話してよくアドバイスをもらってください。話や気持ちを理解して親身にアドバイスしてくれるエージェントであれば、相性良く進められることでしょう。

IT業界に詳しいエージェントであること

ITに詳しい

もともとIT業界に強いことをうたっている転職サービス、転職エージェントであればおおむね問題ありませんが、業界問わず転職全般を取り扱っている場合、担当者がITに強いかどうかは大切です

IT業界には技術分野で「オープン系」「汎用系」「Web系」……などがあり、職種でも「SE(システムエンジニア)」「プログラマー」「プロジェクトリーダー・マネージャー」など多岐にわたります。それぞれどのようなもので、どんなキャリアプランが描けて、メリット・デメリットを熟知していなければ本当のアドバイスはできません

企業の応募要項を見て希望とマッチングさせることは誰でもできますが、本質を知り、応募者個人にあったアドバイスをしていくためにはITに詳しいエージェントでなければいけません。

ポイント

エージェントがIT業界に詳しいかどうかは、エージェントが話す内容が、自身の経験や、自身が過去に転職成功させた転職者の体験談などからくる一次情報かどうかを見るとわかりやすいです。たとえば、過去にIT業界で実際に働いていたエージェントなどもたくさんいます。

パンフレットにのるような一般的な情報のみを案内してくる場合は、より質問を深掘りして確認してみましょう。

「アドバイザーはIT業界経験者」のおすすめ転職エージェント

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交渉力のある転職エージェントを利用する

交渉力

20代での転職は環境が変わることや仕事の内容が変わることに気持ちが強く出てきますが、転職することで給料・収入が大幅にダウンしてしまったら勿体ありません。できることなら給料・収入アップしたいですね。

転職エージェントにお願いするメリットの一つに、内定後の「待遇面の相談」があります。

面接を無事に通過し採用が決定したら企業から「オファーレター」が届きます。企業が提示する採用条件が示され、給与面も書かれています。30代の転職では気が付きにくいのですが、給料面に関しては、企業は交渉前提でオファーしてきますので最初は若干(または大きく)少な目に出してくることもしばしばです。

そのまま、「はい、わかりました」と頷いてしまっては勿体ありません。

勿体ないばかりではなく、入社後に給料に不満が出たとしたら「あの時交渉できたのでは?」と後悔してしまいます。とはいえ自分が直接企業と待遇面の交渉をするのはノウハウもなく難しいのが現実です。

転職エージェントは応募者に変わり代理で企業と交渉してくれます。起業と応募者の双方が納得できるよう交渉を頑張ってくれますが、転職エージェントの交渉力が重要になってきます。

エージェントとの面談で交渉力の多寡まで見極めるのは難しいですが、書類選考の通し方とか、面接日程の調整などをみて、「このエージェントはやり手だなぁ」など見ておくことが大切です。

転職エージェントとの面談の方法

面談の方法

面談の方法

最近はオンラインでの面談が主流です。面談の方法は Teams、または Zoom などでビデオチャットで面談します。面談の URL は転職エージェント側から出してもらいましょう。

時間になったらビデオチャットに入って話し始めればオッケーです。部屋は明るめにして画面に映る部分は綺麗に整えておきましょう。面談時間はだいたい1時間ぐらいです。

日程の決め方

日程の決め方

日程は応募者側から3点ほど候補日時(日付と時間)を連絡します。転職エージェントによっては土日も面談を受けてくれますので、先に平日・土日の OK/NG を聞いておいて候補を出すと良いでしょう。

日程指定例

面談の候補日程をご連絡申し上げます。

①10月10日(火)18:00~

②10月11日(水)16:00~

③10月14日(土)11:00~

服装は?

服装は?

転職エージェントとの面談での服装はビジネスカジュアルで問題ありません(スーツを着る必要はありません)。あくまで相談であって面接ではないので飾る必要はありませんが、礼儀正しく相談する必要はあります。

相手も人間ですから印象は大事です。これから転職活動でお世話になる可能性が高いため、ある程度のビジネス感は出していきましょう。Tシャツ短パンとか、派手でダラダラした服を見せるのは控えたほうが無難です。

履歴書・職務経歴書は必要か?

職務経歴書は?

履歴書・職務経歴書を事前に用意して、面談前に送付しておけば話が進みやすいことは言うまでもありません。しかし、転職活動において履歴書・職務経歴書の作成は思った以上に大変です(ひな形も欲しいところです)。

もし履歴書・職務経歴書が用意できていない場合は事前送付がなくとも全く構いません。転職エージェントも転職サイトに記載されているレジュメをもとに詳細は面談の中で確認してくれます。転職エージェントとの面談の後で改めて履歴書・職務経歴書を送りましょう。

転職エージェントとの面談の内容

炎色エージェントとの面談はどんな話になるのでしょうか?一般的な内容で「聞かれること」と「聞くこと(聞いたほうがいいこと)」について解説します。

転職エージェント側から聞いてくる主なこと

聞かれること

転職エージェントは、応募者(あなた)のことを知ることが目的です。どのような人物でどのような希望を持っているのか?どんなスキルがあるのか?など根掘り葉掘り聞いてくるでしょう。

主に聞かれることは下記です。

  • 転職動機は?(なぜ今の会社を辞めたいのか?転職したいのか?)
  • 今の仕事(働き方)で困っていること、改善したいことは何か?
  • ワークライフバランス重視か?仕事重視か?
  • 業種・職種の変更は?キャリアアップを考えているか?
  • 給与面は満足しているか?転職後の給与面の希望は?
  • 特筆するべき実績と、今持っているスキルの確認
  • 希望の会社の条件(規模、勤務地、雇用形態)
  • 希望の働き方(在宅リモート or 出社)
  • 残業はどこまで許容できるのか?

面談の場で迷っていては時間がもったいないため、給与面の希望や、勤務地、雇用形態など想定できる質問については事前に答えを用意しておきましょう。

転職エージェントに聞くこと(聞いたほうがいいこと)

聞くこと

転職エージェントに聞いたほうがいいことはずばり、「自分が(どのような)転職できるかどうか?」です。

この転職エージェント(担当者)が自分をどのように評価しているかを確認します。評価が低ければ希望に合った企業はなかなか紹介されませんし、希望より低い企業を推薦してくるでしょう。評価が高ければ今後もより親身に積極的にアプローチしてくれます。

しかし直接「僕の評価は高いですか?低いですか?」とは聞けませんね。探る質問をしてください。

  • (私のスキルと実績から見て)どのような企業を狙っていけますか?
  • 給与面はどのレベルを狙っていけますか?(アップを期待できますか?)
  • (私の)希望の条件は高そうですか?満たせそうですか?

また、転職エージェントが自分とフィーリングがあうかどうかは重要な確認ポイントです。「話を聞いてくれない」「すぐに希望を下げようとする」「転職エージェントの都合の良い話ばかりする」などで気になったら、面談後にさりげなくフェードアウトしましょう。

具体的な企業の紹介を受けることもある

企業の紹介

転職エージェントとの面談では、その場で具体的な企業の紹介を受けることもあります。転職エージェントも口が上手いので聞いているとついその気になりますが、転職エージェントが面談のために深く吟味せずに近からしい企業をもってきていることもありますので、その場では応募の返事をせずに一度持ち帰ってインターネットなどで該当の企業を調べてから、改めて応募したいと思った場合は申しこみましょう。

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また社内SEの場合、企業自体の事業はIT業界に限りません。多種多様な業界がターゲットとなり、その業界でトップクラスの安定した企業の情報システム部や社内SEとして就職することができれば、より安心できます。

また社内のITリテラシーが高くない場合、特別の技術を持っている社内SEが重宝されることもよくあります。社内SEに興味がある方には、業界最大級の社内SE求人数を誇る「社内SE転職ナビ」エージェントがおすすめです。

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まとめ:転職エージェントとの面談

転職エージェントとの面談は、(転職面接ではないので)気楽な気持ちで対応しましょう。ただし、あくまでビジネスですから過度にラフな格好や言動は避け、礼儀正しく面談することが望まれます。

ポイント
  • 転職エージェントとの面談はざっくばらんに相談して良い
  • ある程度聞かれることは決まっているので事前に答えは用意しておく
  • 転職エージェントが自分をどう評価しているのかを探る
  • 転職エージェントとのフィーリングを確認する

よい転職エージェントを見つけることは転職を成功させる大きなポイントの一つです。転職を成功させて、新しい未来を勝ち取りましょう!

次のステップは?

のステップは?

面談後のステップは履歴書と職務経歴書の作成です。

未作成の場合は転職エージェントから「ひな形」がもらえますので活用しましょう。転職エージェントは面談では「履歴書と職務経歴書を添削しますよ」と言ってくれますが忙しいのか実際にはあまり添削してくれません。

履歴書と職務経歴書は転職エージェントの添削を受けなくとも30代のIT業界経験の社会人でしたらすぐにポイントを押さえて仕上げることができます。次の記事では「履歴書と職務経歴書の準備」を紹介します。

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