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企業に応募し、書類審査を通ったらいよいよ「面接」ですね。一般的な転職活動において書類選考を通過し、さらに面接に進んだ中での、面接の通過率は感覚的には10~20%(10人に1~2人の割合)です。
企業側も応募者の選択をシビアに見ていることがわかります。
なかなかに難しい採用までの道のりですが、事前に面接対策をしっかり行うことで可能性を高めることが可能です。
本記事では、
30代、IT業界「面接」対策を解説します。
実力をアピールしつつ、将来性も見てもらう。
30代、IT業界転職の「面接」対策
本記事では、主な面接時の注意点と対策を紹介します。まだまだ基本的な解説となっていますので細かい点は転職エージェント等とよく相談し、時には指導を受けて、対策してください。
主な注意点・対策
- 遅刻は厳禁
- 若さをアピールしすぎない、落ち着きも必要
- 相手先企業のことを調べておく
主な対策
- 面接を楽しめ
- 想定QAを考えておく
- 転職エージェントの模擬面接を利用する
30代、IT業界「面接」で、遅刻は厳禁
当然ですが社会人の常識として遅刻は厳禁です。遅刻をした場合、その瞬間に印象値が下がり、面接の序盤から厳しい空気の中でやらざるを得ません。採用有無にかかわらずつらい時間になりかねませんので、遅刻しないよう十分に事前の時間を見て対応してください。
対面面接の場合
面接時間(訪問時間)の30分~1時間前には応募企業に着くように移動します。早く着いた場合は場所の確認をしたうえで近場のカフェなどで時間を調整すればよいでしょう。
とはいえ、電車の状況や、思わず事故・事態で仕方なく時間に間に合わない場合もあります。その場合は速やかに面接予定の企業に電話連絡を入れて事情を説明します。到着想定時間をお伝えしたうえで、当日の面接をするか、また別日に延期するかをきちんと相談することが求められます。
リモート面接の場合
リモート面接において、5分、10分程度遅刻する方は案外多いです。
しかし、5分、10分とはいえ、待っているほうは長く感じるもの、良い印象ではありません。リモート面接の場合は5分前には接続し、ホスト側が会議が開くのを待ちましょう。マイクやカメラの事前テストを忘れずに行っておいてください。
- Zoom や Teams の利用確認は事前に行っておく
- マイク・カメラの利用テストは事前に行っておく
- Zoom や Teams の接続先 URL は企業側に発行してもらう(会議のホストは企業側)
- 5分前には接続しておく(ホストが会議を開催するのを待つ)
万が一、リモート会議の時間に遅れる、または、回線が(こちらの事情で)つながらないなどの場合は、速やかに面接予定の企業に電話連絡を入れて事情を説明します。また10分程度待ってもホスト側が会議が開かない場合も、何か接続先が誤っている可能性がありますので、電話連絡を入れたほうがいいですね。
30代であれなITに不得手という印象は致命的です。リモート環境は使えて当たり前と思われますので、当日あたふたしないように十分な事前準備を行ってください。
若さをアピールしすぎない、落ち着きも必要
30代はイケイケドンドンの時期で、自分にも自信を持っている年代です。現職の中でも後輩ができ、先輩として指導をしていく中で転職活動をするとき、まだまだ自分は20代のような若さがあるんだと若さアピールをしてしまうことがあります。
ただし企業が30代転職者に求めているものは、失敗を許容できるようなフレッシュさや若さではなく、即戦力としての実績と将来性です。ある程度社会人経験がある中での多少の落ち着きは必要で、しかし、40代、50代のような将来性を感じない落ち着きではない雰囲気を出す必要があります。
ちょっと難しい。
この辺のさじ加減は人それぞれ少しづつ違います。そして、面接慣れと面接経験でだんだんわかってきます。どのような受け答え、所作振る舞いをすれば30代として、若すぎず、かといって、将来性を感じてもらえるか?もっとも一番の近道は、転職エージェントの模擬面接です。
転職活動時期だからこそ無料で利用できる模擬面接、この機会を逃す手はありません。まずは転職エージェントに登録して、エージェントとの模擬面接を経て、経験を積み本番に臨みましょう。
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社内に向けた情報システム開発、社内SEを目指す方
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また社内SEの場合、企業自体の事業はIT業界に限りません。多種多様な業界がターゲットとなり、その業界でトップクラスの安定した企業の情報システム部や社内SEとして就職することができれば、より安心できます。
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30代、IT業界「面接」は面接先企業のことを調べておく
面接においては、相手先企業に特化したキーワード(サービス名)などを発することが大切です。何も知らないで面接すると「この人は本当にウチに入りたいのかな?」と勘繰られてしまいます。
面接を通るためには、その会社に入りたいという熱意を伝えるためにも、その会社のことを事前に調べておきましょう。特に30代の転職では「将来をきちんと考えているかどうか」は大事なポイントです。将来を考えるうえで、働きたい会社のことを何も調べていないは、通りません。
実際に調べることは面接前の1時間で可能です。この1時間の手間だけで面接の印象が大きく変わりますので、絶対に下調べをしたうえで臨みましょう。
事前に調べておくべき事項(例)
- 社長の名前と企業理念
- 業界、技術分野
- 提供しているサービス・商品
- 年間売上高など(貸借対照表を見ておく)
- 募集要綱
おおむねどこの会社でもホームページに「企業理念」を書いていますので、事前に読んで覚えていきましょう。
30代、IT業界「面接」は想定QAを考えておく
30代では、(20代の時のような)若さによる失敗は許容されない場合があります。ある程度の社会人としての立ち居振る舞い、プロとしての顔が必要です。当日の面接でドギマギしないためにも、想定QAを考えておくことは大切です。
- 前職(現職)の退職理由は?
- 志望動機は?
- 今まで経験した中での成功案件と失敗案件は?その理由は?
- どうやってリーダーシップをとっていきますか?リーダーシップとは何ですか?
- 後輩に指導するときにどのように接していますか?どのように指導していますか?
- 今まで経験してきた最も大きなプロジェクトとその時の役割、注意したことを教えてください
- 残業や休日出勤はできますか?
30代は特に転職エージェントの模擬面接を利用する
面接の上手い、下手は慣れと経験によって大きく変わります。面接は練習し回数を重ねていくことで、アピールできるスキルが大きく身に着きます。模擬面接や、いくつかの会社の面接を経て慣れと経験を積んでから本命の会社にチャレンジするほうが得策です。
特に、面接に自信がない人はもちろん、自身がある人も一度転職エージェントの模擬面接を受けることをおすすめします。第三者しかもプロの視点で自分の面接に対する良い面と悪い面(改善点)を見ることはとても大切です。しかも転職エージェントの模擬面接であれば一般的には費用は掛かりません。
30代の転職ともなれば、「使えるものは何でも使う」ぐらいのバイタリティが必要です。
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社内に向けた情報システム開発、社内SEを目指す方
IT業界でシステムエンジニアやプログラマーなどのシステム開発系のお仕事は納期などが発生してしんどいこともあります。不安を感じる方は、社内に向けた情報システム開発、社内SEを目指す方法がおすすめです。社内SEでも納期がありますが、比較的デスマーチになりにくい職種です。
また社内SEの場合、企業自体の事業はIT業界に限りません。多種多様な業界がターゲットとなり、その業界でトップクラスの安定した企業の情報システム部や社内SEとして就職することができれば、より安心できます。
また社内のITリテラシーが高くない場合、特別の技術を持っている社内SEが重宝されることもよくあります。社内SEに興味がある方には、業界最大級の社内SE求人数を誇る「社内SE転職ナビ」エージェントがおすすめです。
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30代の面接は楽しむ余裕が大事
最後は「面接を楽しむこと」です。特に30代はイケイケドンドンの年代ですので、アグレッシブさのアピールが大切になります。ただしあまりにも自己主張が強いと反面惹かれてしまうため、面接を楽しんでいる雰囲気を出すぐらいがちょうどよいですね。
自分が楽しむことは相手も楽しませることにつながります。面接官も人間ですから「楽しかった」と思えれば「良い人」「一緒に働いていける」と思ってもらえます。また楽しむ気持ちで臨めば、凝り固まって下手な回答にもなりにくく、また、多少回答に失敗しても場の雰囲気が和んでいれば失点にはなりません。楽しむ気持ちを持つことは最大の武器と言えるでしょう。
まとめ:30代、IT業界「面接」対策(アピールポイントやノウハウ)
30代での転職は売り手市場でかなり希望に沿った転職ができるチャンスがあります。とはいえ転職経験が多いわけではありませんから自分を高く売る方法はなかなか知りません。そのためにも転職エージェントなりの「経験がある」サービスの利用は大事です。
特に面接では、慣れと経験が大事、これは事前の準備や練習でいくらでも対策することができます。転職エージェントなりを利用して面接の実力をつけて臨んでくださいね。
- 遅刻は厳禁
- 若さをアピールしすぎない、落ち着きも必要
- 面接先企業のことを調べておく
- 想定QAを考えておく
- 転職エージェントの模擬面接を利用する
- 面接を楽しむ
よりよい面接を経て、見事採用を獲得しましょう。新しい明日に向かって、あと一歩です。
次の記事では、採用決定後の条件交渉について解説します。給与面等の交渉は大切です。
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