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20代はまだまだこれからの人生希望に満ち溢れている年代です。現職の仕事を活かして成長していくも良し、一念発起して転職するもよし。
会社に慣れてきた2~3年目など、すこし現職への不満や焦りも見えてくるころ、「転職しようかな」と考え出すことも少なくありません。しかし転職は人生の一大イベントです。一回自分の状況を整理して、本当に転職チャレンジするべきかどうかを見直すことも必要です。
本記事では、
20代、IT業界「転職したい」と思ったら、するべきことを解説します。
しっかり自分をリサーチし、良い人生に向かって進みましょう
転職動機の確認(現職での自分を見直す)
見直す
人は同時に2つの人生は歩めません。現職で働いていると「別の会社に行っていたらどうなっているんだろう」と思っても、想像はできても実際にはわかりません。ましてや「隣の芝生は青く見えるもの」特にまだまだ経験の少ない20代では現職が自分にとって適しているかどうかはなかなか見極めにくいものです。
一度、自分と現職の関係を整理してみましょう。
なぜ転職したいと思ったのかを整理する
転職したいと思った理由を一度箇条書きにして書き出してみてください。
転職動機の箇条書き例
- 上司との人間関係が良くない
- 同僚との人間関係が良くない
- 給与が低い、昇給が低い、昇進できない
- 残業が多い、プライベートの時間が全く取れない
- 将来のキャリアプランに不安がある
- 会社の将来性に不安がある
- そもそもブラック企業だった
まずは動機を明確にすることが大切です、箇条書きで、自分が思っていたことを明文化できますね。
次に、それぞれの事柄が「我慢できることか」と「改善策を試みたか」を書き出してみましょう。
書き出しの例
転職動機 | 我慢できるか | 試みた改善策 |
---|---|---|
上司との人間関係が良くない | 我慢できる | 異動をお願いしたが出来なかった |
同僚との人間関係が良くない | 我慢できる | 異動をお願いしたが出来なかった コミュニケーションの仕方を変えたが改善しなかった |
給与が低い、昇給が低い、昇進できない | 厳しい | 上長と相談したが理解してもらえなかった 上長と相談したが上手くごまかされた |
残業が多い、プライベートの時間が全く取れない | 厳しい | 上長と相談したが改善される気配がない そもそも仕事量が多く改善が見込まれない 人が全く増えず改善が見込まれない |
将来のキャリアプランに不安がある | 我慢できる | 上長と相談したが上手くごまかされた |
会社の将来性に不安がある | 我慢できる | なし |
そもそもブラック企業だった | 我慢できない | なし |
ここで、「我慢できない」または「厳しい」と分類されること、そして、改善策を講じたが改善できない(されない)ことが、真の転職動機になります。
もしすべてが「我慢できる」であったり、もしくは、「改善策を試みていない」のであれば、まだ現職で頑張ることをおすすめします。
それでもやはり、転職するしかないと思った場合は転職にチャレンジしましょう。時には決断も大切です。
転職の方向性を決める
決める
転職活動は「正社員転職」だけではありません。自分に合った人生の選択枝を取るべきです。
ただし、明確に自分の人生、進むべき方向性が定まっていない、迷っている場合もありますね。社会人経験が浅い20代であれば仕方ありません。もし迷っているのであれば正社員転職で実務を覚えることをおすすめします。
特徴 | |
---|---|
正社員転職 | ・待遇(給与面)や働き方を変えたい場合 ・キャリアアップを目指したい場合 |
派遣転職 | ・(現職がブラックなどで)とにかく転職を急ぐ場合 |
個人事業主 | ・収入を大幅に増やしたい場合 ・仕事を自分で選びたい場合 ・自分のスキルに自信がある場合 ・十分な職務実績がある場合 |
起業 | ・人生を大きくチャレンジしたい場合 |
現職のまま副業 | ・給与以外会社に不安や不満がない場合 |
正社員転職
もっともオーソドックスな転職活動です。20代IT業界であれば、転職チャンスは全く問題ありません。
IT業界は現在大幅な人手不足です。ポテンシャルの高い20代の転職は大歓迎、たとえ未経験でも素養が感じられれば採用して育てていくことも視野に入れて採用します。
ただし、待遇面はしっかり確認しなければなりません。夢ばかり見て給与面をおろそかにしては転職したものの正確に困窮することもあります。
- 転職活動に有利な年代であり募集も多い
- 人間関係をリセットできる
- 給与や待遇面の改善が期待できる
- 転職して良くなるとは限らない
- ポテンシャル・素養が認められないと厳しい
- 長期在勤実績がつかない
転職を決意するべき理由は多岐にわたりますので、実際には入社後1年、2年で転職を決意しなければならないケースも存在します。しかし、採用する会社は長く勤めてほしいと思っているので、現職にて入社後数年で転職活動をしている場合は若干採用に対する評価はマイナスです。
転職ができないわけではありませんが、よほど現職がブラックであったり、我慢できないことが無い限り、現職で実績を積み重ねる判断も必要です。
逆に22歳で入社し28歳、29歳で(30歳を前にしてキャリアアップのために)転職を希望している場合は、企業としても受け入れやすく、5年、6年と働いてきた実績も見てもらえるため、よりよい転職が期待できるでしょう。
20代おすすめ転職サービス・エージェント
転職を決意した方は、転職エージェントに登録し面談・相談することで転職が進めやすくなります。無料で登録・相談できるサービスが多いので、まずは登録して、一度相談してみると良いですね。
派遣転職
現職がブラックすぎて我慢できない、急ぎの転職が必要である場合などは、正社員転職で何か月も時間をかけている場合ではないかもしれません。派遣転職という手段もあります。
ただし、一度派遣社員になったら、正社員に戻ることは難しくなります。
- 仕事が合わなければ変えられる
- 人間関係を都度リセットできる
- 仕事を(ある程度)選ぶことができる
- 仕事が安定して続くとは限らない
- 給与が低い
- キャリアアップが望めない、望みにくい
働き方は自由であり、どのような選択をしても人生の決断の一つです。とはいえ、給与面や安定性、将来性を鑑みて、まだまだこれから伸びていくであろう20代の場合、特別な事情が無い限りは正社員転職を目指し、転職し、実務経験を積んでいくことをおすすめします。
個人事業主
個人で仕事を業務委託(準委任)など請け負う働き方です。仕事の単価を自分で決めることができ、自分のペースで仕事を受けることができるので、会社員を続けるよりも高収入になるケースもあり得ます。
ただし、スキルや実績が少ない20代での個人事業主は厳しいのが実際です。
仕事を得るための営業活動も必要になりますが、人脈に乏しい20代では仕事を見つけることから大変です。またプロジェクトマネジメントやシステムエンジニアとしての仕事であれば高単価が見込まれますが、プログラマーでの請負は高単価が期待できません。
- 仕事を選ぶことができる
- スキル次第では収入アップが望める
- 仕事の合間に長期休暇もとれる
- 仕事が安定して続くとは限らない
- 営業活動が必要である
- プログラマーの請負は単価が低い
もし個人事業主を目指したい場合は、まずは正社員転職を目指し、転職し、実務経験を積んで上流工程も担当できるようになってから個人事業主への転身をおすすめします。
起業
20代での起業は可能性に満ち溢れていて良いですね。新しいサービス、新しい事業を立ち上げるならば若いほうがバイタリティもあり、もし失敗してもやりなおしがききますので素晴らしいチャレンジです。
ただし、起業にはお金がかかります。
最近は1円起業などと言われるように低価格で会社を立ち上げることができると言われていますが、実際には最低でも20~30万円の実費が必要です。さらに新しいサービスを開発するとなれば開発費が必要になり、サービスの提供を開始したとしても損益分岐点(利益が出てくる状態)までの自分の生活費や社会保障費なども必要になります。
- どんなチャレンジでもできる
- 若い時ほどチャレンジがしやすい
- 大きく成長する可能性がある
- 自己資金が必要
- 失敗する可能性がある
- 法人のデメリットがある
新規事業(新規サービス)の実現性や可能性を十分に検討し、自己資金も見たうえでチャレンジするかどうかを決断しましょう。
副業
現状の会社には、キャリアプランも人間関係も仕事の内容も(我慢できないほどの)不安や不満はないが、給与面に不安がある、または現在給与だけでは生活が厳しい場合は、とりあえず現職にとどまり副業を始めるという手もあります。
- 仕事を辞めなくてよい
- 現状の収入は今後も得られる
- 新しいスキルが身につく
- 自分の時間が減る
- 副業禁止の会社ではできない
- 本業に身が入らなくなるかもしれない
副業には、作業時間に応じて支払いが行われる労働型(フロー型)の副業と、一度収入源を作ってしまえば黙っていても収入が得られる資産型(ストック型)の副業があります。
今すぐにでも収入を増やしたい場合は労働型(フロー型)になりますが、たとえば飲食店でバイトをしたとして、現職で8時間働いた後に4時間のバイトをしていたら身が持ちません。
20代の方には、フロー型の場合は、Web で仕事を受けられ休日など自分の余裕のある時間を使ってできる作業型の副業を、ストック型の場合は長い目でみて資産となる副業をおすすめします。
労働型(フロー型)の副業
- 記事のライター、YouTube シナリオライター
- 動画編集者
- Web サイト制作、HTML / CSS コーディング
IT業界経験者はパソコンやインターネットに強いため、ネットを使った副業に有利です。例えば動画編集者なら編集スキルを身に着ける必要がありますが、何もITを知らない人よりはスムーズにスキルを得ることができるでしょう。
スキルを得たら、「クラウドワークス」や「ココナラ」などのお仕事を受注できるフレームワークサービスを利用して、副業を進めると、自分の空き時間で作業ができて便利です。
ココナラ
クラウドワークス
資産型(ストック型)の副業
- ブログ・アフィリエイト
- アパート経営
- 小説などでの印税
特に「ブログ・アフィリエイト」は、IT業界経験者の場合、パソコンやインターネットに強いため、ブログの立ち上げがそれほど苦にはなりません。記事を書くセンスやSEOを学ぶことが必要ですが、最初のハードルをクリアしやすいため、IT業界経験者にはおすすめの副業です。
技術分野を変えるチャンス
チャンス
技術分野とは「オープン系」や「Web系」、「組み込み系」や「インフラエンジニア」など、ITのなかでも技術要素で分かれる部分を指します。IT業界に就職したばかりのころは技術分野をあまり理解せず入社したかもしれません。
現職でIT関連の仕事をしてくると、IT関連といっても技術分野の違いがあることに気が付きます。
主な技術分野
技術分野 | 概要 | 主な言語 |
---|---|---|
汎用系 | ホストコンピューターと通信し、大規模なシステムを提供するもの、金融系の振込システムやATMのシステムなどです。 | COBOL、Cなど |
オープン系 | 業務システムなど一般的に会社などで利用されるシステム開発です。 | C#、Java、VB.net など |
Web 系 | Web アプリケーション(※ブラウザの上で動くシステム)を開発する分野です。 | HTML、CSS、JavaScript、Java、PHP、Ruby、他 |
Web デザイン系 | ホームページ作成など。 | HTML、CSS、JavaScript |
組み込み系 | カーナビや家電製品などに組み込むソフトウェアを開発する分野です。 | C、C++、Java など |
IT業界を経験して技術分野や使用言語に慣れてきたら、実際に自分の希望と現職の業務が違っていたということも出てくるかもしれません。即戦力として期待される30代、40代とは違い、「育てる」ことを前提として採用してもらえる20代は技術分野を変えるチャンスがあります。
「現職では組み込み系の開発をしているが、今後はWeb系で仕事をしていきたい」などの希望を叶えるチャンスがあるのが20代の転職のメリットの一つです。
まとめ:「転職したい・転職したほうがいい?」と思ったら
「転職したい・転職したほうがいい?」と思ったら、次のことをやってみましょう
- なぜ転職したいと思ったのかを整理する
- 転職の方向性を決める
- 技術分野の転身を考える
20代の転職はチャンスがいっぱいです。もちろん、現職で実績を積み重ねることも選択肢の一つです。自分の人生は自分で決める必要があります。自分の将来を見据えて、より良い選択をしてくださいね。素敵で素晴らしい毎日をゲットしましょう。
次の記事では、具体的な転職活動の始め方について解説します。
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